
Voices
仕事仲間やクライアントの方々の声をご紹介します。4つの質問をみなさんに投げかけて「本当に思うままのことをざっくばらんに」とお願いし、ご回答を編集なしで掲載させていただきました。

ホーム&ライフスタイルプロデューサー
ヘザー・ブラッキンさん
●田村と仕事をご一緒いただいたときの印象的なエピソードを教えてください。
ある日突然「家をペンキで塗り替える企画をしませんか?」と大胆なご提案が。実際に企画をスタートした時、田村さんのペンキや壁紙、そしてインテリアに対しての深い知識や情熱を感じ、本当に好きなことを仕事としてされていると感じました。豊富な経験やノウハウ、才能を上手に活かし、楽しくお仕事をされている印象を受けました。
●編集者としての仕事のしかたについてどう思われますか?
こちら側の意見をまずじっくり聞いてくださるところが素晴らしいと思います。記事を書く側として、取材される側として、翻訳者としてなど、さまざまな面でお仕事をご一緒させていただいてきましたが、いつも仕事がスムーズに進むのは田村さんが相手の意見や話をよく聞いてくださるからだと思いました。ご自身の話や意見が相手にきちっと理解されるよう、説明がいつも分かりやすいです。
●原稿やページ、本全体など、仕上がったものについてどう思われますか?
丁寧に作られていると一目で感じられます。内容について完璧に理解されていること、読者目線をよく理解されていること。
●仕事への姿勢や取り組み方に特徴があるとすれば、どんなことでしょうか?
とても丁寧な仕事をされていることに感心します。そしディテイルへのこだわり。ひとつひとつのお仕事に対しての情熱が感じられます。好きなことを楽しくお仕事としてされているところが伝わります。そんな田村さんとお仕事をご一緒するのがまた、こちらも楽しいといつも思っています。

家具デザイナー、インテリアライター
土橋陽子さん
●田村と仕事をご一緒いただいたときの印象的なエピソードを教えてください。
カメラマンの手配について、私が心配していたことを事前にカメラマン側にヒアリング済みで、瞬時に具体的に指示を与えてくれました。そのおかげで、イベント期間中に速報を納得いくレベルで出せました。
●編集者としての仕事のしかたについてどう思われますか?
まとめきれない思いを文章にする際に相談に乗ってくれます。その相槌の間、質問の仕方が秀逸。プロだなぁーと憧れます。
●原稿やページ、企画全体など、仕上がったものについてどう思われますか?
自分が伝えたくて、定まりきっていないものにカタチを与えてくれます。ブラッシュアップの言葉の選び方が、私に合わせてくれていてかつ上質な文章にしてくれるのが嬉しいです。
●仕事への姿勢や取り組み方に特徴があるとすれば、どんなことでしょうか?
手綱を握っているのを感じさせない放牧感と、伴走者のようにいつもそばにいてくれるような心強さの両方のバランスがすごい、と思います。

料理研究家
エリオットゆかりさん
●田村と仕事をご一緒いただいたときの印象的なエピソードを教えてください。
イギリス在住なので時差がありますが、そんな中でもいつも仕事がしやすいようにご配慮いただいています。あるときは私が起きている時間にと思ってくださって、数時間後に編集を終えた一皮向けた原稿が届いていてそんなスピード感にうれしいびっくりでした。
●編集者としての仕事のしかたについてどう思われますか?
読者の読みたいと思うことを知り尽くしていて、それをうまく書き手に伝えてくださり両方をパーフェクトに繋げてくださる方です。
●原稿やページ、本全体など、仕上がったものについてどう思われますか?
自分の書いた文章が、素敵な表現で輝きを増して仕上がってきます。もともとブログがきっかけで書くお仕事が増えました。「ブログを書く」のと「コラムを書く」という奥深さの違いを田村さんから実践で学ばせていただいています。
●仕事への姿勢や取り組み方に特徴があるとすれば、どんなことでしょうか?
情熱を持ってお仕事に取り組んでらっしゃる姿勢が伝わります。原稿も先を見据えて計画できるようなスタイルでご提案くださりいつもリードしていただいています。

リブコンテンツ 代表取締役社長
田原由紀子さん
●田村と仕事をご一緒いただいたときの印象的なエピソードを教えてください。
撮影現場で、そのお宅の大人たちとはもちろん、動物や子どもたちとすぐに仲よくなって和やかな空気を作り出すかた。「素」で遊んだり呑んだり……。
●編集者としての仕事のしかたについてどう思われますか?
自らクリエイトしていく、という意識が高い人だと思います。
●原稿やページ、本全体など、仕上がったものについてどう思われますか?
ひとつも気になるところが無い! 流れるように読める文章、「文章が上手だな」とも感じさせない、まさにプロだな~という感じ。
●仕事への姿勢や取り組み方に特徴があるとすれば、どんなことでしょうか?
いい意味で「人間味あふれる」という感じ。
ビジネスライクでないというか……。

Cooking Studio Y主宰
進藤由美子さん
●田村と仕事をご一緒いただいたときの印象的なエピソードを教えてください。
本の入稿間際に表紙デザインを差し替えたいという私の爆弾発言に対して、少しも騒がず迅速に対応していただいたことです。(他にも、ちょこちょこドンデン返しがありましたねー!)
●編集者としての仕事のしかたについてどう思われますか?
経験の豊富さを感じる、柔軟性と臨機応変さがあり、安心してまかせられました。また、自分の意見を押し付けず、相手の真の思いを引き出す力がある人だと思います。
●原稿やページ、本全体など、仕上がったものについてどう思われますか?
美しい写真、構成、ブックデザインはもちろんのこと、レシピが読みやすいという読者の声が多かったのはうれしく、本全体が芸術的というご感想までいただきました。
●仕事への姿勢や取り組み方に特徴があるとすれば、どんなことでしょうか?
常に依頼者の立場に立って親身に相談にのり、より良い方向へ進めるようアドバイスをしてくれて、いつのまにか、相棒のような存在になっていました。ストレスを全く感じることなく仕事をご一緒させていただいたことに感謝しています。

マナトレーディング 企画室
中尾幸子さん
●田村と仕事をご一緒いただいたときの印象的なエピソードを教えてください。
田村さんとは、いつも楽しくお仕事をさせていただいておりますが、インテリア誌で組んでいただいた特集のタイ取材旅行が、ハイライトな思い出です。ハードスケジュールをまさに寝食共に過ごしたのですが、毎日が充実した、仕事であってもとても楽しい一週間でした。
●編集者としての仕事のしかたについてどう思われますか?
お仕事振りは、行動力がおありで、プランもスケジュールも明確、かつ心遣いがあり細やかです。田村さんとなら大丈夫!と絶対の信頼をもって組んでいただいています。
●原稿やページ、本全体など、仕上がったものについてどう思われますか?
こちらの意図することを上手く掬い取っていただき、さらに読み手にスッと自然に入ってくるように仕上げられる、情報量がもれなく入っていながら、難なく読めてしまうところはさすがです。また何より対象への「愛」があるので、それが温かな仕上がりになっているところが素敵です。
●仕事への姿勢や取り組み方に特徴があるとすれば、どんなことでしょうか?
田村さんとのお仕事は、いつも明るい雰囲気の中で進み、嫌なことが一度もないというのは、そのお人柄に尽きると思います。

フリーランスエディター 関川香織さん
●田村と仕事をご一緒いただいたときの印象的なエピソードを教えてください。
とにかくこだわりの人です。このあとの質問の答えもすべてはそこに行きつくのですが。仕事に対して厳しい人だけど、好きなことの話になると、すっごく楽しそうに語る人です。
●編集者としての仕事のしかたについてどう思われますか?
職人だなぁと思います。構成はもちろん、色、フォント、配置、ディテールへのこだわりが、とても繊細で、かつ的確。だからといって、自分の好きな世界を、読む人に押しつけるようなこだわりではなく、あくまで、どうしたら本を広げたときに、伝えたいことがきちんと伝わるかを考え抜いた世界をつくることができるエディターです。それから、字がきれいなんです。校了紙に書き込まれた赤字も、とてもきれいで読みやすくて。修正して仕上げをする人への誠意を感じる文字を書くエディターでもあります。
●原稿やページ、本全体など、仕上がったものについてどう思われますか?
田村さんといえば思い出す本があります。月刊誌の付録をベースに作られた一冊ですが、付録自体が素晴らしいクオリティで、できあがったときに雑誌の付録レベルを超えている!と、みんなでびっくりしたのを覚えています。海外の資料を何冊も見ながら、どういう内容を盛り込むかについて、たくさん取材しながら、オリジナルのものをつくりあげていく過程を、私は隣で見ていました。使う人をワクワクさせる要素がいっぱいに詰め込まれて、ただ美しいだけじゃない本をつくれる人なんだと思いました。
今見ても、連載当時を懐かしく思うことはあっても、古さは感じません。10年以上たっても、古びることがないものを作り出せるのは、彼女が持つ「スタンダードを見抜く力」だと思います。
●仕事への姿勢や取り組み方に特徴があるとすれば、どんなことでしょうか?
こだわり、礼儀正しさ、熱血漢。……なのに、おちゃめ。仕事のしかた、というよりも、彼女自身のことかもしれません。最後の「おちゃめ」はとても大事で、彼女がつくるものには、こだわりがいっぱいなのに、ちっとも息苦しくないのは、いっしょに笑える部分やほっとできる部分があるからだと思います。

料理研究家 上田淳子さん
●田村と仕事をご一緒いただいたときの印象的なエピソードを教えてください。
撮影後の料理、本来ならすべて終了するまで取っておいて、最後に試食…ということが多いのですが、出来たてでないと味も形も変わってしまう物ってやっぱりあるんです。そんなお料理を「今食べたい!」と決してご本人からは、言われないのですが(原稿を書く人の権限で、その場ですぐに召し上がる方も中にはいらっしゃいます)、熱いうちにどうぞ!とこちらが言うと、本当に嬉しそうに、「では!」と。その際に、さっさと、お一人で召し上がるのではなく、まずは人数分に分けて、カメラマン、スタイリストの方々にもちゃんとお声をかけられる、気のかけ方、おいしい物は分かち合って…の気持ちがこちらにも伝わり、本当に嬉しいです。
●編集者としての仕事のしかたについてどう思われますか?
何となく、こんな感じで…と言ったイメージ先行ではなく、熟考し、より良い形は?と考え抜かれた完成の確固たるビジョンをしっかり持ち、そこに向かって物を作り上げていく。その揺るぎないスタイルは、本当に安心してお仕事をお願いできます。
●原稿やページ、本全体など、仕上がったものについてどう思われますか?
美しい物は、洗練された美しさに、おいしい物は、食べたい欲求に駆られるほどおいしそうに、かわいい物は、品よくかわいく。クリアな文章ときれいな仕上げにいつも満足しております。
●仕事への姿勢や取り組み方に特徴があるとすれば、どんなことでしょうか?
チームワークを大切にする、プレイヤーであり、全体をまとめる監督でもある…。全体の責任を持ちつつも、現場では良き仕事仲間として場の雰囲気を和やかにしてくださる存在です。

グラフィックデザイナー 酒井夕里さん
●田村と仕事をご一緒いただいたときの印象的なエピソードを教えてください。
お尻に火がついた時、一気に原稿&作業を仕上げられたその早さに驚きました。
●編集者としての仕事のしかたについてどう思われますか?
ラフや原稿は緻密で丁寧。でもビジュアルは大胆! ダメもとで作った実験案を採用してくれる……近い感覚を持っている方です。
●原稿やページ、本全体など、仕上がったものについてどう思われますか?
メリハリがある。安心感がある。おしゃれな雰囲気も感じます。
●仕事への姿勢や取り組み方に特徴があるとすれば、どんなことでしょうか?
自由にデザインをさせてもらえる数少ない方です。そして、ちょっと難しいかも……と思った仕事でも、田村さんのメール文を読むと出来るような気になる……プラスのオーラを持っている方で、気持ちよくお仕事させていただいています。

インテリアスタイリスト 小山佳子さん
●田村と仕事をご一緒いただいたときの印象的なエピソードを教えてください。
お付き合いが長いこともあると思いますが、考えていることをすぐに分かっていただけるなと毎回感じます。やりたい方向性、スタイリングの意図などを伝える時、私がその言葉を探していると、「こういうことですよね」といつも適切な言葉で表現してくれるので、話が早いし、気持ちを共有できているとの安心感があります。
●編集者としての仕事のしかたについてどう思われますか?
ご自身の欲望?妄想?(笑)も発信しつつ、こちらの欲望・妄想もきちんと受け入れた上、写真やスタイリングの善し悪しの判断ができる、やはりもうベテラン編集者の仕事っぷりです!
●原稿やページ、本全体など、仕上がったものについてどう思われますか?
多かれ少なかれ、やはり田村さんワールドが感じられます。あくまでもイメージですが、「ライトブルー、カジュアル、ユニセックス」といった感じ。
●仕事への姿勢や取り組み方に特徴があるとすれば、どんなことでしょうか?
「即断、即答、臨機応変」。打合せ時、撮影時には、小さな事務的な事から、質問、疑問、ハプニングまでいろいろと出てくるものですが、いつもすぐに答えを返してくれる印象があります。編集者の大事な要素のひとつだと私は思います。




主婦の友社 住宅インテリア編集
志賀朝子さん
●田村と仕事をご一緒いただいたときの印象的なエピソードを教えてください。
終電後、タクシーで何度か一緒に帰宅したのが実はとっても楽しかった!です。疲れのせいか、解放感のせいか、いろいろぶっちゃけ話も飛び出したような……。
●編集者としての仕事のしかたについてどう思われますか?
本と雑誌が好き!、インテリアが好き!、伝えることが好き!ということを特に、緻密で分かりやすいラフコンテからひしひしと感じていました。取材や撮影の前にビジュアルイメージを固めることの大切さを教えていただきました。
●原稿やページ、本全体など、仕上がったものについてどう思われますか?
田村さんの書く、リード文の「元気な感じ」が好きです。企画意図が、ガツンと伝わる名文多し!
●仕事への姿勢や取り組み方に特徴があるとすれば、どんなことでしょうか?
根底に「インテリアが大好き」があることが確信できるので、おなじく「インテリアが大好き」な人々が(私含む)、いつもまわりに絶えないのだと思います。人とのつながりを大事にされているお仕事ぶりも、見習いたいです!

通訳・翻訳・コーディネーター
祖父江カースティさん
●田村と仕事をご一緒いただいたときの印象的なエピソードを教えてください。
●編集者としての仕事のしかたについてどう思われますか?
●原稿やページ、本全体など、仕上がったものについてどう思われますか?
●仕事への姿勢や取り組み方に特徴があるとすれば、どんなことでしょうか?
(まとめてご回答いただきました)
敦子さんと一緒にお仕事をするのが大好きです。彼女の場合は下準備からすべてが徹底されて、本番がとても進みやすい環境をいつも作ってくれます。また、とても正直な性格なので、何となく一緒にいると涙が出る場面がどこかにあります。それが笑って……という時と感動して……という時と、どちらも素敵です。公私とも末永くおつきあいしたい、大好きな友達です。